『 ある日、突然、大手スーパーが消える!? 』
バブル崩壊後、「ダイエー」「ミカル」など、大型商業施設を運営する会社の
多くがは経営が傾き撤退が続き、社会現象になりましたが、またここ数年前
から栄華を誇った百貨店や大型ショッピングセンターに閑古鳥が鳴き、最終的に閉店に追い込まれる例が、大都市、地方を問わず、全国各地でみられます。
先日、ネットニュースで、地方新聞の記事を取り上げた「ある日、イオンが消える...「残された」住民の思いを聞いてみた 業界の競争に揺れる「地方のインフラ」と言うニュースが出ていました。
今回、来年の2月に閉店が決定した佐賀県のイオン上峰店、撤退の理由に
ついて運営元のイオン九州は「顧客のニーズが多様化し、現在の店舗では対応出来なくなり、建物の老朽化に加え、近隣に競合店が出来るなど商業環境の変化も原因」と説明しました。
この店の前身は「上峰サティ」で、1995年3月に開業し、当時は専門店57店舗に映画館も備え、多くのファミリー層の支持を得て繁栄したものの、その後、商圏内に、大型商業移設や、半径300m以内に大型デイスカウントストアやドラックストアーが進出し苦戦を強いられ、今回の撤退になったようです。
この記事を読んだ時、北東北の生まれ故郷の街の景色が思い出されました。
私が子供の頃、休みの日に行くのが楽しみだった地元唯一の百貨店、
大学進学で東京に暮らし、夏休みに帰った時、閉店しており、その代わりすぐ近くに全国展開の百貨店が出来、その後大型ショッピングセンターが進出し、バブルが弾け、両店とも撤退し、大手スーパーが進出するも昨年撤退し、その跡地を「撤退という選択のない」地元の商工会が引き継ぎ、百貨店や大手ショッピングセンターの旧来の四角い建物の「箱型」から、多くの地元専門店が回游出来る「モール型」に変え競争の激しい小売戦争を生き延びています
その地域や住民性・習慣によっても違うと思いますが、イオン上峰店の閉店も、地元の住民の為に、違う形で復活して欲しいと思います。
みなさんの「箱型」百貨店や大手ショッピングセンター
今、どうなっていますか~(^^;