syunfamilyの日記

62歳のメタボが気になっている元体育会系おじさんです。 現在、子供4人、孫5人の大家族ですが、単身赴任生活16年目。 定年まで、あと3年。セカンドライフに向かい、日々の仕事&生活の中で「セカンドライフの夢」を探しながら、今までの経験やみなさんにお役に立つ様なブログを書いて行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

『 驚きの報道? ホンダ 「ASIMO」開発終了!? 』

今朝のニュースで、「ホンダが2足歩行ロボットASIMOの開発を
すでに終了し、研究開発チームも解散した。」とNHKが報じました~(--;

しかし、ホンダの広報部は、この報道に対し「ASIMO」と言う名称になるかは
分からないが、ヒューマノイドロボット開発は続け、より実用的なロボット技術
の開発に力を入れる方針で、転倒防止機能をもつバイクや、介護を支援する
装着型のロボットの開発を進める。元々「ASIMO開発チーム」と言う名の
チームはなく、ヒューマノイドロボット開発チームは解散しておらず、規模も
縮小していない」とコメントしました。

 

NHKのニュースを聞いた時は、驚き、本当に残念な気持ちになりましたが、
ホンダの広報部のコメントを聞き、少し安心しました~~(*^ワ^*)


ご存知の方も多いと思いますが【ASIMOの開発秘話】をまとめてみました。

ホンダの説明によると、1986年から、秘密裏に、ロボット開発がスタートし、
開発の動機は手塚治虫先生の「鉄腕アトム」があったといいます。
そして「ASIMO]という名称は「Advanced Step Innovative Mobility]
(新しい時代へ進化した革新的動性)の略だそうです。

開発の歴史としては、Eシリーズ(下半身だけの実験型から、Pシリーズ
(人型をした試作型)を経て1996年にP2(プロトタイプ)と呼ばれるモデルが、
正式に発表されました。本格的な二足歩行ロボットは世界初で、世界のロボット
研究者達が仰天しました。

その後、さらに形状を人型に近づけたP3の発表を経て、

2000年: 現行のASIMOが発表されました。

2005年12月13日: 外見は殆ど変わらないが、バランス性能が向上し、
        時速6㎞で走行出来するほか、自動で受付案内やワゴンを使った
        デリバリー作業も行なえる 新型「ASIMO 2005」を発表。

2011年11月8日: 重量を6㎏軽減し、最高速度が9㎞に向上し、三人から
        同時に受けた注文の判断が出来る新型モデルを発表。
        さらに人間に近づき、凄すぎると話題になりました。

2016年2月23日: 米国のロボット開発企業、ボストン・ダイナミック社が、
        脅威のバランス感覚やジャンプ、バク宙が出来る 人型ロボット
        「Atlas」の新型を公開してから、ホンダの公式サイトでの

                             情報更新が一切されなくなりました。

 

そして、今日のNHKニュースです.......


私は2011年の7代目「ASIMO」が発表された時、ホンダが、これから中心に
なり 人型ロボットの未来を作って行くだろうと思っていましたが、人工知能AIの
急速な発展とボストン・ダイナミック社みたいな国の支援の下でロボット開発を
する企業が出て来ると、平和目的より、軍事目的になりそうで不安になります。

 

世界各国のシンクタンクは、このまま人工知能とロボットが進化すると、
2045年には、現在の人間の仕事は、人工知能とロボットにとって代わられると
予想しています。

また、数年前、物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が「100年以内に、
ロボットの知能が人類の文明を終わらせる可能性がある」と発表したのを
思い出しました。

 

孫達が大人になった時、人間とロボット、人工知能との関係が、どのように
なっているのか 本当に心配です~~~(--;