『 水没したクルマのエンジン かけないで!!! 』
西日本各地に「大雨特別警報」が、最初に出されてから、
今日で1週間を迎えますが、警視庁の発表では、亡くなった方が
14府県で200人以上になり、今だに、多くの行方不明者がおり、
被災地では、なお7千人以上が避難生活を強いられています。
被災者の人達は、浸水被害で水没した家の片付けを、始めていますが、
炎天下の中、砂ぼこりが舞う劣悪な環境で水に浸かった畳や家具などの
処分に時間がかかっています。
道路には、数多くの冠水したクルマが、以前、放置されたままで、
明日からの3連休、ボランテイアの方々の協力で移動が始まると思いますが、
JAF(日本自動車連盟)は、過去の災害救援の経験から震災による冠水車両の
取り扱いに注意を呼びかけています。
JAFによると、冠水車両は、エンジンやヘッドライトなどの電気系統の漏電で、
火災が発生する可能性があり、いきなりエンジンキーを回したり、エンジンボタンを
押さないよう注意喚起をしています。
また、移動する前には、火災防止の為、ボンネットを開け、バッテリーのマイナス
ターミナルを外し、バッテリーと接触しないように絶縁処理をしてから移動を
するようにアドバイスもしています。
特に、ハイブリット車(HV)、電気自動車(EV)は、むやみに触らず、デイラーや
自動車整備業者に任せるように呼びかけています。
実は、私もディラー勤めをしていた20代の時、お客様の車が水没し、メカニックと
車を引き取りに行った時、メカニックが不用意にエンジンキー回し感電した事が
ありました。もしガソリンが漏れていたら火災・爆発の大事故になるところでした。
今の時代、大雨・水害~絶対に大丈夫な所はなくなっています。
是非、JAFの注意勧告~知らない方に教えてあげてくださいね~~(^^。