『 孫とかみさんが脱水症になった理由と熱中症対策!! 』
昨日までの3連休~
全国各地で、連日35℃以上の日が続き、
熱中症で、14名の方が亡くなりになり、
2000名以上が緊急搬送されました~(--;
そして~今日、ついに気象庁は、
九州から東北地方の大半の都府県に、
高温注意情報を出しました。
ご存知のように、脱水症、熱中症になりやすいのは
幼児と60歳以上の中・高齢者の方々です。
実は昨年、かみさんが熱中症、孫娘2号(5歳)が、
脱水症にかかり~大変な思いをしました~(--;
なので、昨年より猛暑の今年は、二人も、
ファミリー全員、脱水症、熱中症にならないように、
今日は、その理由・原因と早期発見法、そして対策
について調べてみました。
まずは、幼児が脱水症になりやすい大きな理由は、
1:体液量(細胞外液)が多いため。
特に、体重の80%以上の幼児は細胞外液の喪失が
多く脱水症になりやすい。
2:体重あたりの不感蒸迣(ふかんじょうせつ)が多い。
発汗以外に呼吸や皮膚から知らないうちに失われる水分
=不感蒸迣が幼児は大人と比べ多く脱水症になりやすい。
3:胃腸の機能が未発達のため。
水分や電解質が失われ脱水症になりやすい。
4:自分の意志で水分補給できない。
新生児や乳児は、喉が渇いても自らの意志で水分や
電解質の補充をすることが出来ません。
保護者が気づくのが遅れると容易に脱水症になります。
5:幼児は、水分の出入りが多い。
大人は一日に細胞外液の1/7程度が入れ替わるが、
幼児はおよそ1/2になり、食事量が減ったり、下痢や
嘔吐を起こすと脱水症になりやすくなります。
次に、中・高年齢者が脱水症、熱中症になる理由は。
● 筋肉量が低下している。
● 喉の渇きを自覚しにくい。
● 肝臓の機能が低下している。
● 全体的に食事量が不足する。
● トイレに行く回数を減らすため、水分を取らない。
● 利尿作用のある治療薬で体液を喪失しやすい。
● 食事量が減って来ている中・高年齢者の栄養剤
などで水分不足になりやすい。
幼児や中・高齢者の脱水症、熱中症対策の一番は、
保護者や介護者などの周りの人達が、幼児と中・高齢者は、
常に脱水症、熱中症対策を起こしやすい事を心得え、
日頃から、全身をよく観察し、小さな変化を早期発見、
早期治療することです。
【 脱水症、熱中症対策の早期は発見方法 】
・「機嫌が悪い」(特に幼児)
・「なんとなく元気がない!」(幼児、中・高齢者共)
・ 口の中が乾燥している
・ 舌の赤身が強い
・ 舌が白いものが覆われる
・ 舌の表面に亀裂がある
・ 皮膚に張りがない
・ おでこがくぼむ(新生児、乳児)
・ 手足が冷たくなっている
・ 爪を押した後、色が白色からピンク色に戻るまで
3秒以上かかる
上記の項目で2項目以上あてはまる時は脱水症、熱中症
の可能性大ですので、すぐ病院で診察を上けて下さい。
また、血圧が通常時より低い、体重が減って来ている
脈拍数が速い、微熱が続いている時は要注意ですから、
近くの人に助けを求め、至急病院に行きましょう。
先ほどの、今日、小学低学年の子供が
熱中症で亡くなったニュースが流れました。
私も含め、ファミリー全員、脱水症、熱中症にならない
様に注意します。
みなさんも、脱水症、熱中症に十分にご注意下さい~。