『 埼玉県民に愛される「山田うどん」の理由!? 』
関東地区以外の方には、あまり馴染みがないと思いますが~
埼玉県を中心に関東では、絶大的なファンがいる「山田うどん」が、
昨日の新聞に、7月から屋号を「ファミリー食堂 山田うどん食堂」に
変更し8年振りに新規出店を再開するという記事が出ていて少し驚きました。
今年の3月に、愛読の経済誌「プレジデント」に、「埼玉県民に愛される
山田うどんの”ゆるさ”」という記事が出ていていて、興味深く読んだことを
思い出しました。
「山田うどん」は、創業1935年、設立1953年の、かかしがモチーフとなった
赤いやじろべえを描いた「廻る黄色い回転看板・ポールサイン」が目印の
低価格のうどんがメインの店で、すが、そば、カツ丼、かき揚げ丼など
様々なものをセットでも食べられる、関東地域で180店以上の飲食チェーン
を展開する人気店です。
山田社長は、経営のモットーを「あまり気どり過ぎない、カッコつかない、
トレンドに乗らない」ことだと言い、ヘルシーブームの逆風の中でも、
安くてボリューム満点なメニューを変えずに他のファミレスに追随せず、
フランチャイズ展開してもいたずらに、拡大路線に走らずその姿勢を
一貫して来ました。
またフランチャイズチャーンでありながら店舗ごとの自由度が高く、
統一の接客マニュアルもなく、その店のパートのおばちゃんが自らの
工夫で温かいおもてなしをしており、こういった肩の力が抜けてた対応は、
お客さんにも気を使わせない独特の魅力があります。
私も20~30代営業で外に出た時は、安くてボリューム満点で美味しいく、気を使わない
お店が大好きで、よく食べに行きましたが、頼んだセットメニューと違う物が来たので
パートのおばちゃんに言うと「ごめんごめん~ゆで玉子サービスするから許してね~」
と笑い話みたいな対応を取られましたが、笑って許せる雰囲気がありました。
そして各店舗は、地元に密着し市民イベントには全面協力し「プレジデント」は、
この会社を「応援される会社」で「昔からの付き合い」「幼いころ、若いころの思い出」
「地元」「幼馴染」だからお客さんが応援する「愛着型応援タイプ」の会社だと分析しました。
こんな同社も、リーマン」・ショック後、業績が落ち込み、2010年3月に開店した蒲田店以降
出店を停止していましたが、屋号・看板のロゴを7月から変え、今までの「山田うどん」の
イメージを踏撃しつつ、よりファミリー層に愛されるお店に変身していくようです。
私も、久しぶりに、孫達を連れて食べに行きたいと思います。
頑張れ~「山田うどん」 ヾ( ̄ー ̄ゞ)))(  ̄ー ̄)尸フレーフレー