『 W杯ベスト8進出へ 11メートルの戦い!? 』
ベスト8の顔ぶれに、アルゼンチンも、ポルトガルもいません。
昨日、決勝トーナメント1回戦で、スペインも、W杯 開催国のロシアに、
PK戦で敗れました。
そして、デンマークも、11メートルの戦い PK戦に涙しました。
”一発勝負”のトーナメント戦において、PK戦は、今までも、様々なドラマを
生み出して来ました。
そこで、明日の早朝、22戦無敗のベルギーとの戦いで、ひょっとすると
PK戦になるかも知れないので、W杯におけるPK戦のデーターを調べてみました。
(英国「BBC」がまとめたデーター参考)
1:W杯 PK戦の歴史
FIFA(国際サッカー連盟)が、W杯にPK戦を導入したのは1978年大会
からで、初めてのPK戦は、1982年の西ドイツ対フランスで、5-4で西ドイツ
が勝利しました。その後、前回の大会(2014年)までに26回のPK戦が
行なわれています。
2:PKの成功率と、決まる確率が高いコース
これまでの26回のPK戦で、選手が蹴った総数は、240本、成功数170回で、
成功率は70.8%で、もっとも成功率が高かったコースは、GKから見て左側の
低めに蹴られたキックだそうです。逆に成功率が低いのは、真ん中低めで
成功率は58%、始めにGKが立っている場所は、やはり難しい様です。
3:真ん中高めは、狙い所!
真ん中低めは成功率が低いですが、同じ真ん中でも高めに蹴られたボールは
止められににくく、15本すべてが成功しています。、同じく左右の高めのコースも
90%以上の確率で成功しています。
4:GKは、5本に1本は、セーブする。
今まで、失敗した70本のうち、ゴール枠外が9本、ポストやバーに当たったのが 12本、GKによるセーブは49本で、セーブ率は20.5%です。PK戦はキッカー
にばかり注目が集まりますが、せひGKのナイスセーブも注目して見て下さい。
5:PK戦に強い国、弱い国
これまでのPK戦で、最も勝利を収めているのは、ドイツで4度のPK戦で18本中 17本を成功させ、全勝しており世界一の勝負強さを誇っています。しかし今大会
では、すでにグループステージで敗退しています。
一方、複数のPK戦で、3戦線3敗で、最も弱い国はイングランドで一度も勝ったことがありません。日本は、2010年の南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦で
パラグアイとPK戦を戦い3-5で敗れています。
ちなみに、日本と戦うベルギーは、PK戦1戦1勝です。
最後にPK戦、先攻、後攻を決めるのはコイントスで、現在まで「先攻」のチームが
勝つ確率は約60%だそうです。また最も成功率の低いキッカーは8人目、
つまり「後攻チーム」の4本目で成功率は58%だそうです。
さて、いよいよ~今晩~深夜~ベルギー戦、
会心のゴールで、史上初のベスト8入りを決めて欲しいですね~~
頑張れ~~ニッポン~~\(* ̄▽ ̄*)ノ”☆ ファイトォ~♪